記事登録
2007年03月31日(土) 18時47分

20歳の人気者クリーマーが首位浮上 女子ゴルフ朝日新聞

 女子ゴルフの今季メジャー第1戦、クラフト・ナビスコ選手権は30日の第2ラウンドを終え、米国期待の新鋭、20歳のポーラ・クリーマーが首位タイに浮上した。

ベストスコアの67をマークして首位に躍り出たポーラ・クリーマー(米)=AP

 開催コースのあるカリフォルニア州出身。強い日差しを浴びながら、気持ちよさそうにプレーした。大好きなピンク色のウエアに身を包み、大勢のギャラリーを引き連れてのラウンドだった。

 ボギーなしの5バーディーで67と、2日目のベストスコアをマーク。同組の強豪アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)を完全に引き立て役にし、昨季賞金女王のロレーナ・オチョア(メキシコ)と、通算4アンダーでトップに並んだ。

 ショットが絶好調。「フェアウエーを外したのは2度だけ。ほとんどパーオンしていたはず」と胸を張る。その分、逃したチャンスも多いが「我慢しないと。パーならOK」と自らに言い聞かせたほどだ。

 米ツアーに本格デビューの2005年に2勝と大活躍。今季開幕戦で2年ぶりの通算3勝目を挙げた。今回はメジャー初勝利を狙う。「これまでメジャーでは、肩に力が入っていた。でも今は、経験を積んできたから落ち着いてプレーできる」とビッグタイトルへの自信をのぞかせた。(共同)

http://www.asahi.com/sports/update/0331/181.html