中央即応集団の発足式を前に整列する隊員ら=31日午前
陸自の「第1空挺(くうてい)団」や対テロ専門の「特殊作戦群」、生物・化学兵器の攻撃に対応する「第101特殊武器防護隊」、「第1ヘリコプター団」などの部隊で構成。これらを司令官(陸将)が一元的に管理し、テロやゲリラ攻撃があった地域へ展開する。さらに、駒門駐屯地(静岡県)に編成された「国際活動教育隊」も傘下に置く。イラク派遣や国連平和維持活動の経験者が、海外派遣される隊員への教育・訓練を担当する部隊だ。
また、08年3月には宇都宮駐屯地(栃木県)に「中央即応連隊」(約700人)が新設されて加わる。海外派遣の先遣隊としての役割を担うほか、特にゲリラや特殊部隊が首都圏に侵入した場合に緊急出動する。
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY200703310115.html