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2007年03月31日(土) 01時38分

英軍兵士15人がイラン側に拘束されてから1週間 ブレア首相「孤立を深めるだけ」フジTV

イラク駐留イギリス軍の兵士15人が、イラン側に拘束されてから1週間がたった。イラン側は30日、新たに3人の拘束されたイギリス兵の映像を放送するなど、緊張感は高まる一方となっている。
1週間前、イランとイラクの国境付近のペルシャ湾で、イラン軍によってイギリス兵15人が拘束された。
拘束されている英兵士は「何も被害を受けていないことに感謝し、わたしは、領海侵犯したことを深く謝罪します」と話した。
ボートは国境を越えたのか。両者の言い分が食い違い解放に向けた交渉が難航する中、イランは拘束された兵士の映像を公開し、揺さぶりをかけてきた。
拘束されている英兵士は「危害を加えられることなどなく、イランの人々は、とても親切です」と語った。
当初、イラン政府は、唯一の女性兵士をすぐに解放するとしていた。
しかし、イギリス政府が、イランとの経済関係凍結や政府関係者へのビザ発給停止を発表すると、イラン側も女性兵士の解放を中止し、お互いが1歩も譲らぬ姿勢を見せた。
30日、ブレア首相は「イランが理解すべきことは、これを続けても孤立を深めるだけだということ」と述べ、いら立ちを隠せぬ様子だった。
一方で、イランのアハマディネジャド大統領は、イギリスに対して謝罪を要求した。
両国の首脳が激しく応酬し、緊迫の度を深める事態に、国連安保理は「重大な懸念」を表明している。
highlow highlow 2007/03/31 01:38

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