彩花さんの母、京子さん(51)によると、京子さんと夫は29日、神戸市内で男性の両親と代理人、支援者と1時間余り面会。男性の近況などを聞き、直筆の手紙を受け取ったという。便箋(びんせん)3枚にボールペンで書かれており、大事な家族を奪ったことに対する謝罪の気持ちが繰り返し記されていたという。以前の2通と比べて特別な変化は感じなかったが「少し字がまるくなったような印象」という。
京子さんは「罪と向き合おうという意識や生きていこうとする意思は読み取れたが、今男性が何をしているのか、私が知りたいことは分からなかった」という。また、謝罪の言葉はあるものの、「これから具体的にどのように償っていくのかが全く見えてこない」と感じたという。
京子さんは「生きていくことはつらいと思うが、とにかく生きてもらいたい。そして、どう償っていくのかを示して欲しい」と話した。
http://www.asahi.com/national/update/0331/OSK200703310063.html