出演したドラマが連続して大ヒットしているイ・ダヘ
彼女は「作品が毎回うまくいくとは限らないのに、人は常に今まで以上の出来ばえを要求します。これまでは『ランラン18歳』から運良く成功してきましたが、これからも欲を出さずに最大限努力します。視聴率にはこだわらないように自らを言い聞かせています」と語った。
しかし、ポスト「朱蒙」を狙う放送3社の新月・火ドラマの視聴率競争は甘くない。MBCはトップスターのコ・ヒョンジョンを前面に立てた刑事物「H.I.T」で勢いをつけているし、4月2日からは脚本家キム・スヒョンと俳優のキム・ヒエが手を組んだSBSの「私の男の女」がこの競争の構図に割りこんでくる。
「プレッシャーがないといえば嘘になります。尊敬する好きな先輩たちでもありますから。それでも視聴者のターゲットが違っているのは幸いです。コ・ヒョンジョン先輩のドラマは刑事物だからカラーが違いますし、キム・ヒエ先輩のドラマは年齢層が私どもより高いのではないかと思っています」
このように気軽に語ったが、イ・ミンホン監督はイ・ダヘの徹底したプロ精神に感嘆したという。少しでも納得できない場面があると、家でも眠らずに考え込み、最後には電話で相談してくるという打ち込み方に感動を覚えたというのだ。
小説「キムチ餃子5つ」を原作にしたドラマ「ハロー!お嬢さん」は、元気溌剌とした娘が伝統と自由奔放の間で振る舞う二重生活と、財閥の孫との波瀾万丈のラブストーリーを描いたコミックメロドラマ。
劇中イ・ダヘは、伝統の韓服をさっと脱ぎ捨ててミスコンテストに出場するなど、可愛いくも、おかしな「反抗」で大人たちを混乱に陥れる。しかし、財閥の食品事業に飛び込んで、伝統の食品事業を体験ホームステイプログラムを企画して立て直すなどの力強い側面を併せ持っている。
伝統と現代を往来し、韓服と平服を自在に着替えながら登場するイ・ダヘは、「前作の「マイガール」のコミカルなイメージと重なるので心配するファンの方もいらっしゃいますが、より楽しんでいただけるよう努力しています」と力強いコメントを寄せた。