鳴門市鳴門町の大塚国際美術館で、ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂天井画が、陶板によって完全復元され、30日、関係者に公開された。一般公開は4月1日から。
同館のシスティーナ・ホールは天井の高さが15メートル、床は幅14・2メートル、長さ40メートルでバチカンの礼拝堂を忠実に再現。98年の開館時、天井の平面部に「天地創造」などが描かれた。
今回、開館10周年記念に、天井から壁にかけての曲線部分などを手がけ、完全復元にこぎつけた。監修した千葉大の若桑みどり名誉教授は「本物とまったく同じ天井画。ミケランジェロの自画像とされる『予言者エレミア』などを楽しんでほしい」と話した。
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