ASADAによると、検体がどの選手のものか調べている段階。大会後にその選手と連絡を取る方針だという。
また、国際水連(FINA)は同日、ASADAを昨年12月にスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したことを発表した。地元豪州を含む各国の記者が集まった会見に臨んだFINA幹部は「通常の手続き」と述べた程度で、物質名を含め詳しい説明は一切しなかったが、詳細を調べる必要があると判断した模様だ。FINAのコーネル・マルクレスク事務局長らは「CASに任せている」と繰り返した。
豪州水連のグレン・タスカー最高責任者(CEO)によると、ソープ氏はこの日騒動を知り、ショックを受けているという。