経産省や会社側の説明によると、ソニーファイナンスでは、06年8〜10月、「カスタマーセンター北海道」(札幌市)に勤務していた契約社員や派遣社員の女性4人が、クレジット各社の顧客データを集約している2つの信用情報機関にアクセス。少なくとも24人分の住所、氏名や債務残高などを紙に打ち出して、第三者に渡していたという。同社は「聞き取り調査の最中だが、1千人分を超えるとみている」と話している。
また、UFJニコスでは04年3月〜今年3月、「西関東管理部」(東京都立川市)の50歳代の男性嘱託職員(23日に懲戒解雇)が、同様に信用情報機関にアクセスし、紙に書き出して知人に渡したという。
同社の端末の記録には、男性が情報を取得しようと入力した人名は3年間で計673人分あったが、実際に流出した数は不明だという。
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