横浜港に寄港した英国豪華客船「オーロラ号」へ不法侵入した40歳の男を逮捕（フジTV）
29日、横浜港に寄港したイギリスの豪華客船「オーロラ号」へ不法侵入した40歳の男が逮捕された。建造物侵入の容疑で逮捕されたのは、都内在住のフリーター・池亀 治容疑者(40)。
20日、横浜港にやってきた池亀容疑者は、港を周遊する観光船「ロイヤルウイング」に乗り込み、2時間クルーズした。
観光船に乗っていた池亀容疑者は、岸壁に停泊していたオーロラ号を見て、「大きい船に乗りたいと思った」と自供している。
当時、オーロラ号は、世界一周クルーズのため、横浜港へ寄港していた。
池亀容疑者は、入国審査の手続きをする場所に入ろうとして、警備員にいったん阻止されたという。
しかし池亀容疑者はあきらめず、岸壁近くにあるおよそ3メートルのフェンスを乗り越え、出港のおよそ30分前に、ほかの客にまぎれ込んで、オーロラ号へ侵入したとみられている。
その後、オーロラ号は午後6時すぎにハワイへ向け出港した。
(株)クルーズバケーション取締役営業本部長の児島得正氏は「(どこに隠れた?)可能性あるとするとですね、深夜閉店後のバーやレストランは当然人がいなくなるんですが、スペースとしては開放してありますので、クルーがいなくなってから、そういうところに入り込むっていうことは可能」と話した。
そして、食事について、児島氏は「朝、昼とかバイキング行ったら自由席なんですね。いちいち身分照会するとか、部屋の鍵を見せるとかは一切ないですね」と話した。
ところが、出港して2日後の22日、不正乗船に気付いたオーロラ号の船員が、池亀容疑者を拘束した。
池亀容疑者は、28日に寄港したハワイ・ホノルルから飛行機で日本へ強制送還された。
池亀容疑者は、プログラマーとして、パソコンゲーム業界では知られた存在だったという。
警察は、入管難民法違反容疑でも取り調べる方針。
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2007/03/30 20:04