キッシンジャー氏、北朝鮮核問題は6カ国協議の枠組みの中で解決すべきとの考え強調（フジTV）
アメリカのニクソン、フォード両政権の国務長官で、ノーベル平和賞も受賞したヘンリー・キッシンジャー氏が都内のホテルで講演し、北朝鮮の核問題について、6カ国協議の枠組みの中で解決すべきとの考えを強調した。キッシンジャー氏は「アメリカと北朝鮮による2国間協議は、誤ったメッセージを送るべきでない」と話した。
これは、FCG(フジサンケイ・コミュニケーションズ・グループ)の春の懇話会で述べたもので、キッシンジャー氏は、あくまでも6カ国協議の枠組みで解決することの重要性を指摘した。
懇話会には、安倍首相ら政治家や財界人など百数十人が出席し、キッシンジャー氏との旧交を温めた。
このあと、キッシンジャー氏はあらためて首相官邸に安倍首相を訪ね、拉致問題については「アメリカは日本の立場に同情し、理解している」と述べた。
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2007/03/30 19:27