英メディアの自主規制機関「報道苦情委員会」は29日、チャールズ英皇太子の長男ウィリアム王子(24)の恋人、ケイト・ミドルトンさん(25)が、有名人を追い掛けるカメラマン、パパラッチによる撮影で苦痛を受けたとして、正式な苦情申し立てを行ったことを明らかにした。
ミドルトンさんをめぐっては、英メディアの過熱報道が問題視されていたが、本人が苦情を申し立てたのはこれが初めて。
問題になっているのは、同日付の英大衆紙デーリー・ミラー。ミドルトンさんが通勤する際の写真を大きく掲載したほか、王子がパーティーで別の女性と親しくしている写真も併せて掲載している。
同委員会は法的拘束力を持たないが、調査の上でメディア側の非を認定すれば「裁定文」などの掲載を指示する権限を持つ。(共同)
ZAKZAK 2007/03/30