大学の第三者評価を行う大学基準協会は２９日、公私立の計４７大学を評価した結果、４６大学が基準に合格し、身延山大（山梨県身延町）が判断保留になった、と発表した。
身延山大は１学年の定員４０人の少人数教育が特徴だが、過去五年平均の入学者が定員の６３％と大幅に不足していることや厳しい財務状況などが保留の理由。
また、日本高等教育評価機構も同日、私立の計１６大学に対する評価結果を発表。いずれも合格としたが、２００６年度新設のスポーツ経営学科（定員７０人）に２５８人を入学させ、大幅な定員超過となった岐阜経済大（岐阜県大垣市）に報告書の提出を要請。京都嵯峨芸術大（京都市）には教授会の運営について改善点を指摘した。
ZAKZAK 2007/03/30