インターネットイニシアティブ(IIJ)は29日、パナソニックネットワークサービシズ(PNS、東京都中央区、綱島憲一社長、03・3538・3516)が提供するインターネット接続サービス「ハイホー」事業を譲り受けることで合意したと発表した。6月1日付でPNSが同事業を分割して新会社ハイホーを設立し、同日付で同新会社の全株式をIIJが取得する。IIJは主に法人向けネット関連事業を展開しており、ハイホー取得を通じて個人向け事業の強化を図る。ハイホーのブランドは6月以降も継承し、約20万人の既存会員には従来通りのサービスを提供する。
新会社の社長には百田功IIJアメリカ社長が就任し、会長は鈴木幸一IIJ社長が兼務する。資本金は1億円。社員46人でスタートする。