ほかの被告の判決は、元取締役江口郁夫被告(59)に懲役1年2カ月執行猶予3年、罰金20万円(求刑懲役1年6カ月、罰金20万円)、元研究開発部長前田良雄被告(54)に懲役10カ月執行猶予3年、罰金20万円(求刑懲役1年2カ月、罰金20万円)、同社員中村貴則被告(37)に懲役6カ月執行猶予2年(求刑懲役10カ月)、愛鶏園に罰金130万円(求刑罰金180万円)。
4人は05年8月と11月、感染の疑いがあると診断しながら届け出を怠った。また同年8月、養鶏場での県の検査の際、別の養鶏場の若鶏の血液を提出して検査を妨害した。
4人は「感染の疑いがあると診断していない」と、届け出義務違反については否認していたが、林裁判長は「抗体陽性反応を示したことなどから、感染の疑いがあると診断したことが認められる」と述べた。
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200703300192.html