地方教育行政法の改正案では、緊急に児童生徒の生命・身体を保護する必要がある場合に文部科学相が教育委員会に指示できるほか、教育を受ける権利が侵害されている場合には地方自治法に基づく是正の要求をする、などと規定している。
学校教育法の改正案では、改正教育基本法を受けて「義務教育の目標」を設けたほか、副校長、主幹教諭、指導教諭などの職を学校におくことができる、としている。
3法案が閣議決定されたことについて、伊吹文部科学相は会見で「やっと関所の入り口にたどりついた。これから国会終了まで全力を尽くしたい」と語った。