2007年03月30日(金) 20時40分
プーチン大統領の任期延長求める ロシア上院議長(朝日新聞)
ロシア上院のミロノフ議長は30日、憲法の規定する1期4年、連続2期までの大統領の任期制限について「憲法を改正して1期を5年または7年とし、連続3選も可能にするべきだ」と述べた。来春に任期切れとなるプーチン大統領の続投が可能になる措置を、国家機関の指導者が具体的に求めたのは初めてで論議を呼びそうだ。
上院が同日、ミロノフ氏の議長再選を決めた後で表明した。プーチン氏自身は再三、続投を否定しているが、任期延長を求める動きが地方議会を中心に出ている。ミロノフ氏は同日、4月か5月にも全国の地方議会議員が大統領の任期延長問題で会議を開くことも提案。「最終的にはプーチン氏次第だが、国民の代表である地方議員全体の意見なら受けいれる可能性もある」とした。
http://www.asahi.com/international/update/0330/011.html