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2007年03月29日(木) 13時25分

能登半島地震 発生から5日目 避難所生活を送る住民の中には体調を崩す人もフジTV

能登半島地震から5日目を迎え、避難所生活を送る住民の中には、ストレスや疲れで体調を崩す人も出ている。
石川・輪島市門前町の諸岡公民館では、300人の住民が避難生活を送っている。
住民の多くは、お年寄りたちで、日がたつにつれて、その表情からは笑顔も消え、疲れがたまってきているように見える。
こうした状況の中、28日、輪島市内の避難所では6人が体調を崩し、病院に運ばれた。
また、慣れない避難生活で夜も眠れず、睡眠薬を求める住民も少なくない。
看護師は「せめて、お風呂に入ったあとに、新しい下着がつけられると、心のケアにつながっていく」と語った。
輪島市保健福祉課の職員は「他人と一緒に住んでますので、かなりストレスがたまって、その結果、2〜3の方が病院へ運ばれた」と語った。
一方、ボランティアを被災地まで送るシャトルバスの運行が29日から始まった。
ボランティアは「頑張り次第でできるようなことがあれば、精いっぱいやってきたいと思っている」と語った。
第1陣として、バス6台で140人が被災地に入った。
輪島市門前町では、到着したボランティアが早速、仮設トイレの清掃やごみの分別作業などにあたっている。
highlow highlow 2007/03/29 13:25

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