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2007年03月29日(木) 11時10分

余震減少でも1カ月は警戒必要 能登半島地震で気象庁朝日新聞

 気象庁は29日午前、能登半島地震の最新の余震確率を発表した。今後3日間でマグニチュード(M)6.0以上(震度5強〜6弱程度)の余震が発生する確率は10%未満に下がったが、今後1カ月程度は震度5弱程度の余震が発生する恐れはあるとして注意を呼びかけている。

 鉢嶺猛・地震津波監視課長は「非常に強い揺れに見舞われる可能性は低くなっているが、弱くなった所を補修するとか、倒れそうな物を置かないとか余震対策をとってほしい」と話した。

 同庁によると、29日朝までに余震は280回を超えた。ただ、25日が149回、26日が79回、27日が28回、28日が20回と徐々に減少している。

http://www.asahi.com/national/update/0329/TKY200703290105.html