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2007年03月29日(木) 00時00分

県議選あす告示朝日新聞

 統一地方選前半戦となる県議選が30日、告示される。市町村合併などに伴う区割り・定数の見直しで、定数は56から50に減り、選挙区は22から19に変更された。今のところ70人余りが立候補を予定し、最終準備に余念がない。投票は4月8日で、即日開票される。

 28日現在の議員は50人(欠員6)で、会派別では自民38、フォーラム群馬6、共産2、公明、県民の会、オンリーワン県政、無所属の会が各1。

 立候補予定者の顔ぶれを現会派別に見ると、自民は39人を公認、3人を推薦した。5人が引退・不出馬、3人が知事選や市長選に転身を表明し、大幅な世代交代がありそうだ。長年しのぎを削り、党勢拡大を図ってきた福田元首相系「政策同志会」と中曽根元首相系「県政塾」の派閥解消の影響も注目が集まりそうだ。

 民主、社民、連合群馬が推す議員で構成されるフォーラム群馬は1人が引退を表明し、現職5人が続投を表明。民主県連では内部対立の影響で新顔を含む公認は5人にとどまる。社民は現職1人と新顔1人を推薦した。

 共産は現職2人、新顔1人が立候補表明し、議席増を図る構え。

 公明は前職の死去後の補選で失った議席の取り戻しを狙い、2議席確保を目指す。

 補選で当選した一人会派の3人は議席維持が目標だ。

 今回の県議選では、7月の知事選をにらんだ動きにも注目が集まる。小寺弘之知事を支援する「群馬県民の会」は8選挙区で、立候補予定者12人(現職7、新顔5)を推薦した。独自候補を擁立した自民党への対抗勢力を議会内に構築したい考えだ。

http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000703290003