記事登録
2007年03月29日(木) 00時00分

県議、広島市議選 あす30日告示朝日新聞

 県議会議員選挙(総定数66)と広島市議会議員選挙(総定数55)は30日、告示される。県議選には計98人が立候補を準備、知事後援会事件をめぐる藤田雄山知事や県議会の対応などを争点に、県内各地で激戦が予想される。計77人が立候補予定の広島市議選でも、8区中5区が1人減員になり、厳しい選挙戦になりそうだ。投開票は4月8日。

 県議選では、市町村合併の影響などで、前回より10減った23選挙区に、現職60人、新顔36人、元職2人が立候補を準備している。山県郡で20年ぶり、広島市安芸区で16年ぶり、竹原市(今回から豊田郡を含む)で12年ぶりに選挙戦となる見通しで、無投票区は前回の15選挙区17人から4選挙区4人程度に激減しそうだ。

 自民党は42人を公認、現職同士が激突する庄原市選挙区(定数1)の2人など7人を推薦。民主党は過去最多となる現職1人、新顔4人の計5人を公認し、6人を推薦、1人を県連支持とする。公明党は現職6人を公認。共産党は福山市の現職1人と新顔4人を公認。社民党は4人を推薦。国民新党は県北の4人を推薦。新社会党は2人を推薦する。

 広島市議選では、引退予定を除く現職55人、新顔22人が立候補の見通し。党派別では、自民が24人を公認、3人を推薦。民主は2人を公認、2人を推薦。公明と共産は各8人を公認。社民は5人を公認、1人を推薦している。(福家 司、宮崎勇作)

http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000703290001