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2007年03月29日(木) 00時00分

県議選、125人立候補か朝日新聞

 県議選(定数88)と福岡市議選(定数63)は30日、告示される。県議選は47選挙区に125人、福岡市議選は102人が立候補を予定している。知事選とともに4月8日に投票が行われ、即日開票される。

 県議選の選挙区と定数は4年前の前回と同じ。一方、立候補予定者数は前回の144人から大幅に減る見込みで、少数激戦になっている。各党の公認は自民46人、民主15人、公明11人、共産13人、社民3人、農政連5人、無所属32人。新旧別でみると、現職78人、新顔43人、元職4人。

 今のところ、17選挙区(19人)で無投票の公算が大きくなっている。このうち、定数1の選挙区が15を占めている。

 一方で、選挙区は従来通り。

 市町村合併が進んだのに、選挙区を変えなかったため、7市に複数の選挙区がある。たとえば久留米市は、旧市郡別に久留米市、小郡市・三井郡、浮羽郡、三潴郡の4選挙区に分かれている。県選管は選挙区を間違わないようチラシを配ったり街頭PRをしたりして注意を呼びかけている。

 逆に、福岡市議選の立候補予定者は前回より21人増え、7区で計102人。20〜30代の立候補予定者が増えたのも特徴で、前回の7人に対し18人いる。

 昨年秋の市長選で吉田宏市長を推した与党議員はわずか10人と少数で、市長は不安定な議会運営を強いられてきた。今回の市議選で、与野党の構成がどうなるかが注目される。

 各区別の立候補予定者は東区23(定数12)、博多区13(9)、中央区14(7)、南区18(12)、西区10(7)、城南区12(6)、早良区12(10)。7人が引退し、現職の立候補は54人。元職は5人、新顔は43人だ。

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000703290002