同部は医療、健康、食品を扱う番組を対象にチェックをし、実験などの制作現場に立ち会うこともある。ほかに同社の「番組制作ハンドブック」などを改訂し、(1)企画段階と放送素材の納品前の2回、専門家の監修を義務づける(2)チェックシートを使ってプロデューサーが制作過程を点検する(3)制作会社への発注を早め、納品期限の順守を求める、などを定めた。
また、関西テレビの「発掘!あるある大事典2」の捏造問題に対するキー局・フジテレビの対応について、菅谷社長は「フジテレビは視聴者に説明責任を果たしていない。役所が言う前に対応すべきだ」と批判した。