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2007年03月28日(水) 00時00分

障害者に成り済まし実刑「発覚危険性低さに着目、卑劣」ZAKZAK

 知的障害者に成り済まして取得した住民票を使ってミニバイクの運転免許証を取り、銀行口座を開設したとして、詐欺などの罪に問われた会社員の男の被告(36)に、横浜地裁は28日、懲役2年2月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。

 判決理由で永井秀明裁判官は「障害者が運転免許を取る可能性が低く、(二重申請で)発覚する危険性が小さいことに着目した卑劣な犯行」と指摘した。

 判決によると、被告は、別の男の被告(36)=同罪などで公判中=らと共謀。昨年4月、横浜市に住む知的障害者の男性2人の名義でそれぞれ不正取得した運転免許証を使って銀行口座を開設し、預金通帳やキャッシュカードをだまし取るなどした。

ZAKZAK 2007/03/28

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032833.html