神奈川県横須賀市のラブホテルの浴室で2005年5月、鮮魚店従業員の女性=当時(19)=が変死体で見つかった事件で、横須賀署は28日、殺人容疑で交際相手だった無職の男(22)=同市=を逮捕した。
男は27日朝、同署に出頭し「別れ話を切り出され、カッとなってやった。人生をやり直そうと思って出頭した」などと容疑を認めた。
調べでは、男は05年5月31日午前8時ごろ、同市本町のラブホテルの3階客室で、女性を浴槽に沈めて水死させた疑い。
男は前日夜、重松さんと2人でホテルにチェックイン。部屋から合成麻薬MDMA2錠が見つかったため、県警は同年6月、麻薬取締法違反容疑で男を逮捕し、女性の死亡についても事情を聴いたが、男は一貫して容疑を否認していた。
麻薬取締法違反容疑について、横浜地検横須賀支部は嫌疑不十分で不起訴としていた。
ZAKZAK 2007/03/28