ティタノサウルス類とみられる大型草食恐竜の化石が発掘された兵庫県丹波市は27日までに、4月1日から設置する「恐竜を活かしたまちづくり課」の課長に余田一幸企画課長(50)を充てる人事を決めた。
丹波市によると、初代の恐竜課は余田課長以下3人で発足。恐竜を「丹波竜」と名付けて全国にアピールするほか、発掘を指揮している県立人と自然の博物館(同県三田市)と連携し地元で化石の展示会を開いたり、恐竜にまつわる特産品の開発を進める。
余田課長は「丹波竜は丹波市の重要な地域資源。地域活性の起爆剤として積極的に活用していきたい」と話している。
ZAKZAK 2007/03/28