プジョー・ジャポンは27日、パワーステアリング装置の不具合で出火する恐れがあるとして、フランス製乗用車「プジョー307XS」など9車種、計1万2699台(2001年6月—03年10月輸入)のリコールを国土交通省に届けた。
パワステを作動させる油圧ポンプの電気系統の防水構造が不十分なため、端子がさびてショートし出火する恐れがある。
昨年2月に青森県八戸市のガソリンスタンドで走行中の車両から、同3月には北海道苫小牧市の駐車場で駐車直後の車両から、それぞれ出火。油圧ポンプ付近の部品が焼けたという。
ZAKZAK 2007/03/28