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2007年03月28日(水) 00時00分

TX駅周辺地区の再整備計画を公表 朝日新聞

 つくば市は、つくばエクスプレス(TX)つくば駅周辺の「センター地区」の再整備計画案を公表した。TX開業をきっかけに駅周辺の通勤客らが増えた一方、駅からバス停やタクシー乗り場に行きづらかったり、自転車駐輪場が足りなかったりする問題が生じていたため、市は「再整備方針検討委員会」を設置し、検討を進めていた。

 整備面積は駅周辺の約1ヘクタールで着工は08年、完成は09〜10年の予定。総事業費は20億円程度(国の補助金含む)を見込む。

 再整備案では、路線バスや高速バスの乗降場を現在の14カ所から17カ所に増やすほか、客待ちのタクシーの収容台数も大幅に増やし、現在の15台を40〜45台に。通勤・通学客などの送迎車のための待機所も、現在の4台分から36台分にする。これらの取り組みは、筑波山の観光客が増えてバス便の充実が必要となってきたことや、タクシー、送迎車の利用者が想定より多くなってきたことに対応したものという。

 また、利用者が少ない現在のターミナルビルは建て替え、商業施設などが入居する複合ビルを造る。さらに、お年寄りや車いすでも利用しやすいよう、通路などにバリアフリーに配慮した設計も採り入れる。

 再整備案は4月13日まで、市役所の各窓口センターと筑波庁舎の都市整備課、市のホームページで閲覧でき、意見を受け付けている。問い合わせは同課(029・836・1111 内線6165)へ。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000703280003