韓国政府、北朝鮮に対する肥料支援などの人道援助を再開 「後先考えない対応」との声も（フジTV）
韓国政府は27日、北朝鮮に対する肥料の支援を再開した。肥料支援は2006年7月、北朝鮮がミサイルを発射したことを理由に中断し、6カ国協議の合意をきっかけに再開した。
6月までに輸送される肥料30万トンのうち、27日は、6,500トンが韓国の港を出発した。
北朝鮮の核問題の道筋がはっきりしない段階での支援再開となるが、国際社会からは「後先考えない対応」との声もあがっている。
アメリカのヒル国務次官補は、ワシントンでのフォーラムの席で、北朝鮮に対して、「今ある非核化プロセスを無視するならば、別の道もとりうる」と警告した。
ぼやいたようにも聞こえるが、北朝鮮の本音が非核化にあるのか、確信が持てないことを吐露したものと受け止められている。
ヒル国務次官補は、合意の前進に必死だが、北朝鮮側が必死かどうかが見えてきておらず、難しい局面が続いている。
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2007/03/28 00:42