発生直後、治療の優先順位を決めて被災者の治療にあたる医師ら。手前がトリアージタグ=25日午前11時29分、輪島市山岸町で
空き家の裏に住む日野和枝さん(65)は余震が起きた際、みそ汁を作ろうとしていた。横揺れの後で「バリバリ、ドーン」と音がして、外に出ると、裏の空き家の1階部分が押しつぶされていたという。
日野さんは「何か音がするたびに、自分の家に倒れてくるんじゃないかと不安で眠れなかった。心臓がドキドキしています」と話していた。
引き続く余震と地震後初めての雨で、輪島市門前総合支所には28日正午までに計3件の土砂崩れの通報があった。けが人はなかったという。
http://www.asahi.com/national/update/0328/OSK200703280020.html