松下本体と主要グループ会社23社の社員約7万6千人のうち、工場の現場担当者や秘書ら、職場に来る必要がある一部の部署を除く社員が対象。希望者は事前に上司に相談し、登録しておく。
在宅で勤務する場合、社員は貸し出されたパソコンやテレビ電話で職場とやりとりしながら仕事を進める。勤務時間は通常通りで、就業時間を上司に報告する。
松下は昨年4月から試験的に1千人を対象に在宅勤務を導入。その結果、平均で週1、2回の利用があった。利用者からは好評で、職場での混乱もほとんどなかったため、対象を拡大することを決めた。