2007年03月28日(水) 22時55分
シーア派武装集団、スンニ派虐殺 テロに報復か(朝日新聞)
イラク北部タルアファルのスンニ派住民の多い地域で27日、武装した男たちが民家などに乱入し、住民少なくとも50人を殺害した。この日、同市ではアルカイダ系のスンニ派武装勢力によるシーア派市民を狙った自爆テロで55人が死亡しており、それに対するシーア派の報復攻撃とみられる。
タルアファルの医師はロイター通信に「頭を撃ち抜かれた遺体があちこちに散乱し、病院も手いっぱいで収容できない」と語った。地元警察は、この事件に関連した疑いで18人を拘束したという。
西部ファルージャでは28日、米軍基地近くのイラク軍検問所で自動車爆弾が2発爆発し、イラク兵8人が死亡した。スンニ派武装勢力のテロとみられる。
http://www.asahi.com/international/update/0328/018.html