2007年03月28日(水) 19時03分
韓国でもトランス脂肪酸敬遠の動き 蒸しパンが人気(朝日新聞)
「体に悪いから」と、欧米で規制が始まっているトランス脂肪酸を敬遠する動きが韓国でも出てきた。油を使った間食が多い同国だが、今冬は「蒸しパン」が人気を集めた。昨年末には市民団体も結成された。
今月、製菓業界最古参の三立食品は、昨年10月から3月中旬までの「蒸しパン」の売り上げが前年同期比で30%増えたと発表した。同社担当者は「1、2月ごろにトランス脂肪酸が話題になった影響だろう」と話す。
トランス脂肪酸は、マーガリンを使ったパンや高温で揚げた食べ物に多く含まれる。韓国では、ホットク(焼き餅)や天ぷらなど屋台で人気を集める間食に目立つため、消費者が「代用品」探しに走ったようだ。
http://www.asahi.com/international/update/0328/014.html