番組では、同社平塚工場の元パート従業員だとする女性の証言をもとに、同工場では日常的に賞味期限切れのチョコレートを店舗から回収し、牛乳などと混ぜて新しいチョコレートを生産していた、と報じた。
不二家側は、社内で改めて調査した結果、(1)賞味期限切れのチョコレートを工場に回収することはありえない(2)チョコレート生産工程で直接牛乳を混ぜることもなかった、などとしている。
TBSは「牛乳を混ぜ合わせた」との報道は「正確性を欠く」と、一部問題があったことを認めた。また、女性の証言は10年以上前の話で、「説明がないまま放送したのは、誤解を招く可能性があった」とした。
一方、賞味期限切れチョコレートを再利用したという証言の根幹部分については、「信用できる根拠がある」と説明した。