米ウォルマート・ストアーズ子会社の西友は31日から、米国産牛肉の販売を再開する。米産牛の輸入再開後、大手スーパーが販売を再開するのは初めて。東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城の関東5都県の20店限定だが、同社は「消費者の米国産牛肉に対する抵抗感が薄れてきた」と判断、2003年12月以来3年3カ月ぶりの再開に踏み切る。
西友は顧客の反応がよければ、2、3カ月後をめどに取扱店を拡大する方針だ。ただ、他の大手スーパーは「消費者の不安はぬぐいきれていない」などと慎重な姿勢を示しており、追随する大手スーパーが出てくるかは微妙な情勢だ。
ZAKZAK 2007/03/27