2007年03月27日(火) 09時00分
病気腎移植問題 厚労省調査班、万波医師の弟が執刀の摘出手術「6例すべてに問題」(フジTV)
愛媛県の宇和島徳洲会病院の万波 誠医師(66)らによる病気腎移植問題で、厚生労働省の調査班は、岡山県と広島県の病院で行われた病気腎の摘出手術6例すべてに問題があったとする報告書を取りまとめた。
厚労省調査班班長・相川 厚東邦大教授は、「明らかに逸脱している。明らかに(腎臓)提供者される方の不利益があったと。患者さんが自覚している、自覚していないにかかわらず、医学的に不必要な不利益があったと」と話した。
報告書で、調査班は、広島県と岡山県の5つの病院で、万波医師の弟・万波廉介医師(61)が執刀した病気腎の摘出手術6例すべてについて、腎臓の摘出自体が不適切、もしくは摘出方法に問題があったと結論づけた。
また、患者への説明が不十分で、がん患者に対して、がんの治療ではなく、移植を優先した手術方法で腎臓摘出をするなど、全体として「移植ありきで手術が進められていたと言わざるを得ない」と、厳しく批判した。
[ high
/
low
]
[ high
/
low
]
2007/03/27 09:00
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107775.html