2007年03月27日(火) 23時15分
中国残留孤児、2年連続で身元判明ゼロ(朝日新聞)
厚生労働省は27日、昨年11月に中国残留日本人孤児として一時帰国し、肉親の可能性がある人とDNA鑑定を行っていた遼寧省の馮秀枝さん(推定61)と山東省の張盛華さん(推定61)について、いずれも肉親関係は認められなかったとの鑑定結果を発表した。これで今年度に孤児認定された7人について、身元判明者はゼロとなった。81年に訪日調査が始まって以来、身元が1人も判明しなかったのは、昨年度に続き2回目。
馮さんは、弟、妹の可能性があるとして名乗り出た熊本県の兄妹と、張さんは、姉の可能性があるとして名乗り出ていた神奈川県の女性と、それぞれ鑑定を行っていた。
http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY200703270505.html