調べでは、田中容疑者は1日午後1時ごろ、枯れ草がある原野で、燃え広がらないような注意をせずに火を扱った疑い。同容疑者がカップめんを作るために湯を沸かす際、カセットコンロの火が枯れ草に燃え移って97.4ヘクタールが焼け、約24時間後に消えた。
県警は「通常なら書類送検する事案だが、住所不定で逃走の恐れもあり、逮捕した。軽犯罪法違反での通常逮捕は極めて珍しい」としている。田中容疑者は顔面や腕にやけどを負って入院治療中だったため、県警は退院を待って逮捕した。
http://www.asahi.com/national/update/0327/SEB200703270014.html