臓器を摘出したのは、岡山の川崎医大川崎、岡山協立、備前市立吉永、北川の4病院と、広島の三原赤十字病院。
2例の尿管がんのうち、1例は摘出自体は必要だったが、がんの治療ではなく移植を優先した手術法で問題があったと指摘。もう1例の尿管がんは肺に転移があり、患者に負担をかけるだけの手術だったと判断した。また、腎動脈瘤(りゅう)と血管筋脂肪腫の2例では、摘出の際に血管を移植しやすいように長めに切除するなど、患者に危険を与えたとした。相川班長は「いずれの例も移植ありきで手術が進められていたと言わざるを得ない」と話した。
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200703260286.html