長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」(東園基宏社長)で25日、一昨年の愛知万博で人気を集めた「三井東芝館」の映像シアターを導入した新施設「グランオデッセイ」が完成し、オープニングセレモニーが行われた。
この日はハウステンボスの開業15周年にあたり、東園社長は「これからも国際的に存在感のある複合エンターテインメントリゾートとして、その翼を大きく広げていきたい」とあいさつした。
同施設は、入館時に3Dスキャナーで観客の顔画像データを作成し、観客一人ひとりがフルCG(コンピューターグラフィックス)の映画「グランオデッセイ」の登場人物となる「フューチャーキャストシステム」が特徴。万博時には、半年間で約163万人が来館するなど好評を博した。常設館として同システムが導入されるのは世界初という。
ZAKZAK 2007/03/26