角川氏は「映画は、現代の女子高生が戦国時代にタイムスリップする内容。400年の恋を描きたい」とし、戦国から現代を結ぶ壮大なストーリーになりそう。今夏、撮影予定。
Araはこの日、篠山紀信氏撮影の写真集「Ara in Rome」(2940円)発売記念サイン会に、角川氏とともに出席。サラサラのロングヘアに、黒いシックな衣装で、アダルトな雰囲気を醸し出していた。角川氏から主演抜てきを聞き「すごくうれしくって、光栄に思っています」と、日本語で語った。
薬師丸ひろ子、原田知世らを送り出した角川氏は、Araについて「日本人にいない不思議なタイプ。東洋の(オードリー)ヘプバーン」とぞっこん。たばこ嫌いのAraに現場で怒られ、その場で喫煙をやめたという。度胸の良さに加え、多彩な表情も魅力の1つ。「蒼き狼−」では女戦士としての強さを見せ、写真集では一変して少女のような愛らしい表情も見せた。
Araは「不思議なのも私だけの魅力」。今度は、高校生とは思えない母性に満ちた笑みを浮かべていた。