2007年03月25日(日) 07時48分
アメリカで「ゴールドマン・サックス」社員の法外な報酬に批判集まる(フジTV)
景気後退への懸念が出始めたアメリカで、「ゴールドマン・サックス」の待遇が話題になっている。
時価総額最大の投資銀行、ゴールドマン・サックス社員の暮らしぶりが、批判の矢面に立っている。
きっかけは、今週、株主が起こした訴訟で、ゴールドマンの幹部が不当に高額な報酬を受け取っていると訴えたもの。
四半期ごとに最高益を更新しているゴールドマンでは、社員の平均年収が7,600万円、CEO(最高経営責任者)は、2006年に63億円を受け取った。
社員が衣装代に700万円をつぎ込んだ例が、「成功の鍵は、ブランドスーツ」と、メディアでやゆされたこともあり、ゴールドマンの稼ぎの行方は、好奇の目にさらされている。
アナリストのリチャード・ボブ氏は「日本の金利上昇で、米国への資金流入が少なくなれば、ゴールドマンは減益」と語った。
裁判の行方だけでなく、日銀の利上げ状況までが、高級ブランドスーツに身を固め、ウォール街を闊歩(かっぽ)するゴールドマン社員のさっそうとした姿を変える要因として注目されている。
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2007/03/25 07:48
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107615.html