その後、同10時3分ごろ、後続の「こだま601号」が最徐行で現場付近の「牧の原トンネル」内を通りかかったところ、線路わきに人が倒れているのを運転士が発見した。静岡県警菊川署によると、倒れていたのは男性で死亡が確認された。身元の確認を急いでいる。
この影響で、同新幹線は、静岡〜掛川駅間の上下線で一時運転を見合わせたが、25日午前1時24分、運転を再開した。
再開した新幹線は最終目的地の東京、名古屋、新大阪まで走らせた上、駅に列車をとめた状態にして始発列車まで乗客が車内で待機できるようにしている、という。
JR東海によると、表示灯が消えた列車の点検の際、乗降口はすべて閉まっていたが、6号車の非常用ドアコックが使われた形跡があり、その乗降口が一度手動で開けられた可能性もあることがわかった、という。このため、遺体の男性がこの乗降口から落ちた乗客の可能性もあるとみて関連を調べている。
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY200703240347.html