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2007年03月25日(日) 19時37分

石川県で震度6強の地震 今回の地震発生のメカニズムについて専門家に聞きました。フジTV

25日午前、石川県沖を震源とする強い地震があり、能登半島北部の輪島市や七尾市などで、震度6強の揺れを観測しました。
今回の被災地域は、大きな地震の少ないエリアということですが、どのようなメカニズムで地震が発生したのか、専門家に聞きました。

今回、震度6強と揺れが大きな地震となったことについて、海洋地震学を専門とする東京大学名誉教授の笠原順三氏は「逆断層の地震は、一般には非常に浅いんですけども。(今回の震源は)11kmということで、非常に浅い地震で、それだけに直下型に近いというか、被害も大きいということになりますね」と話した。
また今回の地震の特徴について、2004年に起きた新潟県中越地震と比較すると、「(新潟県中越地震は)伸びる活断層の上で起きた地震であると。(今回は)やや孤立したような地震であるということがいえます」と話した。
また、今回の地震の被害状況について、防災システム研究所所長の山村武彦氏は「鉄筋のあまり入っていないようなブロック塀だと、横揺れに弱いんですね。(瓦の)重たい屋根を持っている木造の古い建物は、たぶん1階が崩れたりとか、そういうような現象が起こってるんだろうと思います」と話した。
highlow highlow 2007/03/25 19:37

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107669.html