対ポルトガル戦で、厳寒の中、シャツ1枚で指揮を執るブラジル代表のドゥンガ監督=ロイター
真冬のロンドンでの試合ながら、後半に入ると監督はコートを脱ぎ、シャツ1枚で指揮。そのシャツの柄が、英国メディアに「80年代のディスコに出かけるような格好」とからかわれた。
ワールドカップに3度出場し、試合に臨む厳しい姿から「鬼軍曹」と呼ばれた闘将の意外な姿に、各国記者の反応も特集された。「素朴な人だと思っていたのに、あんな格好をするなんてショックだ」「ヨーロッパではもうあんなシャツを着る人はいない」
監督の服選びは服飾学科の学生である娘のガブリエラさん(20)の役目らしく、彼女の才能にもけちがつけられる始末。
監督本人は「服を批判するのは、他に欠点を見つけられないからだろう」と冷静を装っているが……。次の試合は、24日の対チリ代表戦。闘将はどんな格好で現れるか。