農薬入り飲料で知人の一家3人を殺害しようとしたとされる事件で、殺人未遂容疑で逮捕された東金市台方、中華料理店経営萩野(あき・の)ベッキー容疑者(55)が「一家を殺すつもりでヨーグルト飲料に農薬を入れた」と殺意を認める供述を始めていることが23日、県警の調べでわかった。
調べでは、萩野容疑者は06年8月、農業用殺虫剤メソミル入りのヨーグルト飲料を飲ませて、九十九里町の食品販売業男性(55)の一家を殺害しようとした疑い。飲料の中には致死量を超す農薬が混入されていたものもあり、県警が動機を調べていた。
萩野容疑者と被害男性(55)を巡っては、萩野容疑者が事件前、「腎移植手術先を紹介する」との口実で現金を受け取りながら、紹介が実現せず、民事訴訟に発展するなどのトラブルを抱えていたとされる。
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