[ニューヨーク 23日 ロイター] 先月滞在先のホテルで急逝した米プレイボーイ誌の元プレイメート、アンナ・ニコール・スミスさんが書いた2冊の日記が大手ネット競売サイト「イーベイ」に出品され、ドイツ人男性が50万ドル(約5900万円)以上で落札した。
1992年から94年に書かれた2冊の日記は、スミスさんが映画の仕事で滞在していたロサンゼルスの家で、清掃人によって数年前に発見された。
落札したドイツ人男性は、この日記を基に本の出版を計画しているという。
92年の日記には「私は常に男からセックスを求められるのが嫌い。セックスが嫌いなの」と赤裸々な告白がつづられている。一方、2冊目の日記には、90歳で亡くなった富豪の夫の病状について書かれているという。
スミスさんの検視解剖結果は今月26日に公表され、突然死の原因が明らかになることが期待されている。生前のスミスさんには、富豪の夫から相続した莫大な遺産があったことなどから、今後それを相続すると思われる生後6カ月の娘ダニエリンちゃんの親権をめぐり、複数の男性が父親を名乗って裁判となるなど、世間の注目を集めていた。