韓流エキスポのクロージングステージを努めた東方神起
2006年11月29日、トップスターのペ・ヨンジュンが参加したオープニングで華麗に幕をあげた韓流エキスポは、3月8日の閉幕式までに計8万1662人の観光客を呼び込み、679億ウォンの観光売り上げを記録した。海外からの観覧客は4万5270人で、目標だった5万人の90%を達成したが、国内観覧客は地理的な条件から3万6000人余にとどまった。
今回のエキスポには、広報大使である「ヨン様」ペ・ヨンジュンをはじめBoA、東方神起、アン・ジェウク、イ・ドンゴン、キム・レウォン、SE7EN、カンタ(強打)、イ・ジュンギ、SGウォンナB+、スーパージュニア、イ・ジョンヒョン、チェ・ヨン、ユン・ソナ、M(ミンウ)などの公演とサイン会が開かれ、韓流展示館の運営などを通じて公演とイベント、展示が展開された。
韓流エキスポの最後を華麗に飾った8日の特別公演には、2000人余りが集まり、東方神起がステージ上で「ライジング・サン」「世の中に一つだけの心」「タイムリーズ」などのヒット曲を熱唱した。また中国人R&B歌手で昨年デビューしたチャン・リインがゲストとして参加した。
組織委は「この間、停滞または衰退論が唱えられた韓流ブームが、今回のイベントをきっかけに新たな活力を得て、21世紀の国家成長の重要な動力とされる文化コンテンツの開拓でも刮目すべき成果を収めた」と肯定的に評価した。
同時に、国内初の100日余りにわたる長期文化イベントを経験し、今後も多様な文化イベントを開催することができる力量も蓄積することができたということから、済州島側も満足そうな表情だ。
韓流エキスポ組織委関係者は、「海外からの観客が示してくれた熱い関心と反応を足場に、アジアの代表的な韓流文化行事として再生していくために日本開催を決めた」と発表した。