県道小千谷—長岡線が復旧。開通式の準備が進んでいた=24日 新潟県長岡市で
復旧した県道小千谷—長岡線。開通を前に車が並んだ=24日、新潟県長岡市で
当時、約50万立方メートルの土砂が崩れ、県道は約250メートルにわたって埋まった。土砂にのまれ、優太ちゃんの母貴子さん(当時39)と姉真優ちゃん(同3)が亡くなった。
県道で行われた式典には泉田裕彦知事らが出席。優太ちゃんの祖父敏雄さん(71)=同県魚沼市=も参列し献花した。
この日留守番をしていた優太ちゃんは4月から保育園の年長組になる。大好きな牛乳を飲んで体も大きくなった。近く東京の上野動物園に行き、ライオンを見るのを楽しみにしているという。
敏雄さんは「大事な道路ですから良かった。貴子と真優も喜んでいると思います。2人には、いい道路を見てきたよ、と報告したい」と話していた。
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY200703240114.html