町などの説明によると、日下町長は合併前の旧鷲敷(わじき)町収入役だった97年ごろから商品先物取引を始め、損失を出した。町長に就いた後の03年1月、町土地開発公社が町の債務保証で借り入れた13億4000万円のうち3億円余りを、公社理事長を兼任していた日下町長が流用して補填(ほてん)。その後、信用金庫や地銀などから1年ごとに町名義で借り換え、発覚を逃れていたという。
今年1月には、町名義の定期預金計4億3000万円を担保に、利息負担分を合わせた3億8500万円の融資を農協から受け、借り換えている。
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY200703230483.html