一連の原発問題を受け、定例記者会見で陳謝する電気事業連合会の勝俣恒久会長(手前)=23日午後、東京都千代田区で
勝俣会長は「立地地域をはじめ社会の皆様にご心配をおかけし、電力業界に対する信頼を大きく損なった」と陳謝。北陸電力志賀原子力発電所の臨界事故隠しを「隠蔽(いんぺい)を発電所長以下、組織をあげてやった大変重大な案件だ」と認めた。東電で78年に発生した臨界事故についても「(法令の対象外でも)想定外の臨界であれば、社会的な影響を考えて公表すべきだった」との判断を示した。
今後、電力各社のトップで構成する信頼回復委員会で、再発防止の取り組みを検討する。
http://www.asahi.com/national/update/0323/TKY200703230412.html